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水底に月 -泡沫-
みなそこにつき・うたかた
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二二〇五年、歴史遡行軍との戦いのため、刀剣男士を率いる数多の本丸が時の政府により乱立された。動かざる歴史の中でその幾つもが栄華を極め、また多くが散っていった。この度は、正史には決して残らぬ彼らの断片的な記録を政府書庫、あるいは関係者の口述より入手することに成功した。
私が何者か、政府の正式な許可を得られたかについては、ここでは敢えて伏せておこう。許可があるにしろ無いにしろ、そのいずれの判断にも芳しい評価がつくとは考え難いからだ。敵は外部のみにあらず。古い言葉を用いるのなら、四面楚歌といったところだろう。無論、彼らも私も同様にである。
我らの聞き知る正しき歴史の裏で人知れず生き、そして絶えたもの達が在ったことをどうか憶えていてほしい。ひとえにその思いでこの筆を執るばかりである。
――二二〇七年一月 自室にて
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もくじ
あすか
(イラスト・描き下ろし)
加州清光
去りゆく背を追いたくて、追えなくて。
コバト
(イラスト・描き下ろし)
大和守安定/ほか
いずれ暮れゆく、どんな日も。
紺野 真砂夜
(小説・書き下ろし)
加州清光/女審神者
あのひとが遺したものは。
樹山 由来
(小説・書き下ろし)
加州清光/女審神者
白き花の咲き乱れる夜に。
デトリタスの玉座
【R-18】
鹿 機
(小説・再録編集版)
膝丸/女審神者
絶海にそびえる城があるという。
雪 国
【R-18G】
鹿 機
(小説・再録編集版)
江雪左文字/宗三左文字/女審神者
窓の外、降り頻る雪を見つめて。
溺れ手うたかた
【R-18】
五月 雨ノ
(小説・再録)
加州清光/女審神者
眠りゆく本丸のさいごに。
雷鳴 ~沼地より~
【R-18】
五月 雨ノ
(まんが・描き下ろし)
源清麿/女審神者
帰るべき場所はいずこ。
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